
社団法人 世田谷区医師会 会長 古畑 正 |
平成21年4月、再度会長に就任しました古畑 正です。これからの2年間、新執行部と共に会務を行うにあたり、所信を述べさせていただきます。
国民の生活を保障する医療保険制度、年金制度は百年に一度という未曾有の経済不況のあおりを受け、特に医療保険制度の改革は、財政優先の受診抑制に効果を発揮し、医療機関に打撃を与えております。早期発見早期治療の原則に背き病状の重篤化を招く恐れがあり憂慮されるところです。
しかし、私はこの医療情勢激変の時にこそ、会員先生方が一致協力し、全知を結集してこの難局を乗り越え、患者さんに対し良質で満足度の高い医療を提供すべきと考えます。
また、地域医療の本来の時代的要求を見極め、行政とも協力体制をもって、区民のニーズに応ずる新しい発想に立ち、委託事業・福祉関連事業等を推進して参りたいと思います。
さらに、今後は従来にも増して、社会に開かれた医師会として多くの情報を発信し、常に敬愛される医療の専門団体としての活動を展開して参ります。
そのため、以下の重点事業をかかげ、全力を傾注して職務を全うする所存でございます。
ご支援を切にお願い申し上げます。
- 地域医療・在宅医療における医療連携に努め医療の質の向上を図る
- 行政並びに関係諸団体との連携を深め各種事業に協力し積極的に参加する
- 昨年度から実施された特定健康診査、特定保健指導に関しては関係諸機関と緊密な連携を図り、目標達成に努力するとともに、実施医療機関等への精度管理を高めるため健診精度管理委員会を運営していく
- レセプトオンライン化に向けて情報収集に努めるほか講習会を適宜実施するなど、円滑に導入されるよう努める
- 新公益法人改革に向けて、定款改正を検討し、適切な対応に努める
- 新医師会館の方向性や会館建設について具体的に検討していく
- ホームページのリニューアルによる医療機関情報の充実に努める
- 青少年の育成及びスポーツ振興等の事業へ積極的に協力する
- 認知症の相談、診断、予防対応に対し、認知症相談医の協力を得て有効な手段を模索し、専門病院との連携を深める
- 看護高等専修学校の健全なる運営を継続する
- 事務局の円滑な運営と職員の能力向上を図る
- 新型インフルエンザの流行時の対応につき、訓練を実施する
- 医療難民、介護難民が発生しないように、会員は団結して地域住民の“生活の安心安全”の実現をはかる
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